メリー・モナーク・フェスティバル

フラ最高峰の舞台 Merrie Monarch Festival

メリー・モナーク（Merrie Monarch）って何？

メリー・モナークとはmerrie (楽しい・陽気な) monarch（君主・国王）つまり、「陽気な君主」と言う意味で、1795年から1893年まで100年近く続いたハワイ王国の第7代国王　デイヴィッド・カラーカウア（David Kalākaua）のニックネームである。カラカウアと言えばワイキキビーチと並行に走っている大通りの名で一度は聞いたことがあるはず。

メリー・モナーク・フェスティバルとは？

毎年3月の後半から4月にかけてハワイ島のヒロ(Hilo)で1週間に渡って開催される1964年から続くハワイ文化（言語、歌、踊り）の祭典、フラダンス競技会の最高峰といわれているイベント。

1960年、チリ地震による津波によりヒロの沿岸部は壊滅的な被害を受け、更にサトウキビ産業の衰退も重なり、ハワイ島は不況に喘いでいた。その状況を打開すべく、当時の市長 ヘレン・へイル（Helene Hale）がヒロの観光産業を発展の目玉のひとつとして開催したのがはじまり。フラダンスのブームやハワイ文化の保存・継承の気運の高まりの追い風を受け、後にフラコンテストの一大イベントに成長した。

メリー・モナークの名がなぜ？

メリー・モナークと呼ばれたカラーカウア国王は当時アメリカ本土から来たキリスト教宣教師によって禁止されていたフラダンスを復活させた功績でもその名を残した国王。ハワイ文化を守り継承するフェスティバルに冠するにふさわしい名と言える。

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